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前払いと都度払いは、続かなかった人にとって何が違うか

前払いは1回あたりの負担が下がります。その代わり、やめると決めたときに残るものが変わります。

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更新 2026828前払いと都度払い

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値引きの正体は、先に払うこと

回数券や一括の前払いで1回あたりが下がるのは、事業者が先にお金を受け取れるからです。値引きは、その対価という側面があります。

だから前払いは、通い続ける自信がある人には合理的です。問題は、その自信の根拠が過去の回数ではなく、これからの気持ちであることです。

わたしは、まだ1度も通っていない段階で回数券を買いました。判断の材料が1つも無いまま、いちばん重い選択をしていたことになります。

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やめると決めたときに、残るもの

都度払いでやめる場合、残るものは何もありません。次の予約を入れなければ、その時点で止まります。

前払いでやめる場合、残るのは使っていない回数です。ここから先は、解約の手続きと精算の話になります。

対象になる契約なら、残りの回数は中途解約で精算されます。対象でない契約では、契約書の条件によって扱いが変わります。

目盛り 1目 = 1回12回 通った月5回 通った月1回 通った月棒が短いほど、1回あたりの負担は重い
通った回数が減るほど、1回あたりの重さは増す

目盛りは1目が1回。棒の長さは回数に比例させています。金額は入れていません。

前払いは、この図の棒が短くなったときに効きます。回数が減っても払った額は変わらないので、1回あたりが跳ね上がります。

3

有効期限という条件

回数券には有効期限があることが多く、期限を過ぎた回数は使えなくなります。ここが前払いのいちばん重い条件です。

期限が半年か1年かで、必要な通う頻度が決まります。回数を期限の月数で割れば、月に何回行く必要があるかが出ます。

  • 買う回数
  • 有効期限(何か月か)
  • 回数 ÷ 期限の月数 = 月に必要な回数
  • 予約の取りやすさ(希望の曜日に取れるか)
  • 期限を延ばせる条件があるか

この割り算の答えが、自分がこれまで行っていた回数より多いなら、前払いは合っていません。数えられるのは過去だけです。

まず都度払いで2か月通ってから、実際に行った回数を数えます。その回数が、回数券の必要頻度を上回っていたら前払いに切り替えます。下回っていたら、都度払いのまま続けます。判断の材料を作ってから決める、という順番にしただけです。
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どちらが安いかではなく、どちらが決めやすいか

前払いと都度払いの比較は、たいてい1回あたりの金額で語られます。ただ、続かなかった人にとって効くのは別の軸です。

その軸は、やめると決めたときに手続きが要るかどうかです。都度払いは手続きが要りません。前払いは要ります。

手続きが要るということは、やめる判断が先延ばしになるということです。

先延ばしのあいだも、期限は進みます。わたしの場合、迷っているうちに期限が来て、残った回数がそのまま消えました。

先に断っておくこと

回数券の扱いは契約ごとに違います。期限や精算の条件は、契約書と会則で確かめてください。

ここには金額の実額を書いていません。書ける根拠となる書類が手元にないためです。